ガンロックとホップショット

ガンロックとホップショット
ガンロックとホップショット
 

ガンロックとホップショット

サバゲーのゲーム中において、一番多いシチュエーションはやはり相手と正面きっての撃ち合いとなるシーンが一番多いのではないかと思う。この時、タクティカルトレーニングなどで技術を磨いている上級者を相手とする場合でもない限り、優位となるのがガンロックをすることだ。そして、このガンロックを正面から打ち破る方法がホップショットとなる。この2つのテクニックについて解説していこう。
 

ガンロックしてバリケードから出てくる敵を待ち構える

バリケードや壁、建物など障害物を介して接敵したときなど、相手が確実にその障害物裏にいると分かっているときに、相手が顔や体を出してくるであろう位置に狙いを定め、銃を固定して待ち構えることをガンロックと言う。
 
狙いを定めているということはすなわち、こちらは障害物から体を出していることになるが、出る面積は極力小さくなるよう脇を締めコンパクトにエアガンを構えるとよい。エイミングの早い経験者が相手の場合、的が大きいと当然当てられやすくなってしまうので注意しよう。場合によっては障害物のない所でガンロックをすることも有り得るが、どこから撃たれるかわからない状況では危険であるし、次に紹介するホップショットが上手い相手の場合、瞬時に撃たれてしまうので基本的にはバリケードなどを活用する方が良い。
 

ホップショットを使ってガンロックに対抗

ガンロックしているプレイヤーと正面から撃ち合いとなる場合、唯一といっても過言ではない対応策がホップショットだ。クイックピークなどを用いてガンロックをしている相手の位置を特定したとき、こちらも障害物から出る面積が小さくなるようコンパクトな射撃姿勢を取り、一瞬だけ身体を出して相手を射撃する。ガンロックされていると、相手の視界に入った瞬間に弾が飛んでくるので、射撃後すぐに体を引っ込められるよう素早く動くことが肝心だ。
 
コツとしては以下の点に気を付けるとうまくヒットを取りやすく、反撃を受けづらい。
●膝の曲げ伸ばしを使って障害物からの出入りを瞬時に行う。障害物から出る時は膝を曲げて少し前傾になりながら、戻るときは膝を伸ばすイメージ。
●射撃後に障害物に隠れるスピードを何よりも意識する。
●相手の視界に自分が入る位置の境界線をしっかりと意識。特に腕や肩、脚が障害物からはみ出して撃たれやすいので注意する。
●ストックを無理に肩付けせず、上腕外側にあてがうくらいの構え方が障害物から出る面積が薄くなって良い。
●ガンロックしている相手より外側に射撃しがちになるので、しっかりと内側に銃口が向くようにする。
●同じリズムで出入りを繰り返すと相手に先手を打たれた射撃をされてしまうので、タイミングをずらしながら行う。
 

 
ガンロックは比較的誰でも容易にできるものだが、ホップショットを上手くできるようになるにはそれなりの練習が必要になる。テクニックを磨き、障害物からの一瞬の出入りで狙った所に射撃が出来るようになると、ガンロックしている相手よりもこちらの方が有利になるので練習してみよう。
 
またホップショットは、的確に行えるサバゲーマーもそんなに多くはない上級テクニックではあるので、うまく当てられなかっとしても脅威を感じさせることで相手が障害物裏に身を引き、逆にガンロックを取れることもある。
ガンロックを取れたとしても、相手がホップショットの達人であったら逆に不利になることも想定して、相対した敵の実力を見極めつつガンロックとホップショットを使い分けよう。
 
正面同士の撃ち合いに勝てるようになることは、ヒット率、生存率を高めるうえで重要になってくることなので、是非これらのテクニックを実践できるようになっていこう。